岡田武史氏 Bリーグ理事就任について
元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が、バスケBリーグの理事に就任した。
サッカー界からは川淵三郎氏が同じBリーグのチェアマンになって以来2人目になる。
岡田氏は川淵氏の大学の後輩(早稲田大学)だし、ラインがあるかもしれない。
岡田氏は話が面白くユニークな人柄だし、頭脳明晰で管理者に必要なシビアな面も持っている個人的には大好きな人だ。
最初の実績は1998年のフランスワールドカップに初出場した時の監督である。
加茂監督電撃解任の後、アジア予選途中から指揮を取り、本大会ではグループリーグ全敗に終わったが、初出場なので合格だろう。
その時に、当時サッカー界のスーパースターだったカズこと三浦知良氏を本大会のメンバーから外したのが、相当話題になった。自宅に脅迫電話が殺到したという。
その後はJリーグ横浜Fマリノスをリーグ優勝に導き、2010年の南アフリカワールドカップも病で倒れたオシム監督の後任で監督に就任し、この時はグループリーグを突破する。
2大会とも、当時川淵氏がチェアマンにいたので、断れずに引き受けたのかもしれないが、途中からの「代理監督」の中、合格点の結果を出したことは凄い。
バスケ界も近年、男子はNBAで主力になる選手が出てきたり、女子はオリンピックで銀メダルを取るなど良い流れがある。川淵氏が作ったものをより良く変えていって欲しいと期待する。