つれづれくさ

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人間国宝 落語家柳家小三治氏 死去について

10月7日 人間国宝の落語家、柳家小三治氏が心不全で都内の自宅で亡くなった。

享年81歳。

 

5.6年前、落語にハマっている時期があった。

 

きっかけは、WOWOWの特番で若手落語家5人が落語をしているのを見て、面白く感じた。

 

実家に帰り、落語好きな父親に話したら、「地元の文化センターに人間国宝が来るから一緒に見に行こう」と誘われ、チケットを取り見に行った。

 

その人が柳家小三治氏だった。

 

WOWOWで落語を見た若手は、リアクションや声が大きかったが、小三治氏はもっと落ち着いていて脱力感があり、貫録を感じた。

 

年齢やキャリアもあるだろうが、WOWOWで見た若手とは格の違いを、落語をあまり見ていなくても分かった。

 

弟弟子の異端児の立川談志氏と対照的で、落語の王道という感じだった。

 

それからしばらくして、落語は見飽きてしまったがあの貫禄とお茶目で素敵な笑顔は、今でも鮮明に覚えている。

 

ご冥福をお祈り申し上げます。