いじられドラマー チャーリーワッツを偲ぶ
イギリスのロックバンド、ローリングストーンズのドラマー、チャーリーワッツ氏が亡くなった。享年80歳。
死因は明らかになっていないが、数週間前に定期検診中に問題が見つかり、緊急に心臓の手術を受けていたようだ。
それによって、来年9月からのワールドツアーは不参加が先日発表されていた。
ローリングストーンズ結成時からのメンバーで、約60年間お疲れ様でした。
キャラはいじられキャラで、どのDVD、ブルーレイを見てもボーカルのミックジャガー、ギターのキースリチャーズにいじられているシーンがお約束のようにある。
ミックやキースを嫌いだという人はいても、チャーリーを嫌いだという人はおそらくいないのではないか。
自分は1989年の初来日時のドームツアーで、当時高校生で見に行ったのだが、1つ印象的なシーンがあった。
バンドをやった人は分かると思うが、曲のスピードは普通ドラムに合わせるのだが、ローリングストーンズに関しては例外で、キースのギターに合わせるのがライブでリアルに分かってしまった。
キースが曲の途中でギターを弾きながら、チャーリーの所に行って「このペースだぞ」って感じでジェスチャーをしていたのだ。
エゴイストのキースと、天然のチャーリーの人間関係が見れて面白かったのを今でも覚えている。
ローリングストーンズに関しては、1968年から1972年までが個人的には全盛期だと思っていて、その当時に発売されたCD、DVD、ブルーレイはすでに購入し、パソコンに収めています。
チャーリー、あなたがジャズ好きなのは分かっていますが、今まで素晴らしいブルースをありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。