つれづれくさ

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理不尽は必要か?

最近モラハラ、セクハラ、パワハラなどのハラスメントが年々うるさくなっています。

 

それはそれで良いことだと思います。無用な付き合いやしごきが無くなりますから。

 

ただ、サラリーマン組織の中で人を使う立場としては難しくやりずらくなったのも事実です。

 

その基準がやられた方がそう感じたらハラスメントだという、使われる側がある意味有利になっています。

 

だから、上司や先輩としては下手な事が言えない。

 

それでいて上からはやれ教育しろと言ってくる。

 

中間管理職はメンタルがキツイです。

 

昔(昭和)は上司が怒鳴るのは当たり前、酒の付き合いも当たり前、厳しい所は鉄拳制裁もありました。それがいわゆる理不尽ですね。

 

それで折角の人材がつぶれたり辞めたりしている人も沢山いたでしょう。

 

ただ、皮肉なことにメンタルが鍛えられるんですね。

 

明日から甲子園が始まりますが、昭和や平成初めごろに強かったPL学園という大阪の高校があります。

 

そこの野球部出身の人たちは多くのプロ野球選手を輩出し成功を収めています。

 

そこの寮生活や上下関係の厳しさは今風に言うと「ハンパない」厳しさだったそうです。

 

PL学園出身のプロ野球選手の多くがYOUTUBEで語っています。

 

ただ、その人たちは「それがあったから何でも耐えられる」と口々に言っています。

 

いわゆるメンタルが鍛えられたんですね。

 

その野球部は数々の不祥事を起こし、今は廃部になっているので時代に合わなくなったのかもしれません。

 

今の若い人は理不尽に弱く打たれ弱いように感じます。

 

それは、ヨーロッパサッカーの有名監督も言ってますので、世界的傾向かもしれません。

 

それならそれで、今後はそういうメンタル力を使わない社会になっていくのかもしれませんが、どうでしょう?

 

どっちが良いのか、難しいですね。